
みりんには様々な効果があります。
ぜひ上手に活用してくださいね。
「照り・ツヤを出す」
砂糖+酒を使うよりも、照りやツヤが出やすいです。
みりん干しなどのテリは、この効果ですね。
「甘味をつける」
本みりんには、甘味があります。
砂糖には出せない、奥深さを出します。
甘味は、砂糖の1/3と考えてください。
「味がしみ込む」
みりんのアルコールが、素材の中にしみ込みやすいため、素早く味が付きます。
味付の際、一番最初に入れると良いと思います。
また、料理の味付けが均一に整ったり、他の調味料とのバランスをとることができます。
「煮崩れを防ぐ」
みりんの中にある、糖類とアルコールの作用によって、
煮崩れを防ぎ、うまみの流失を防ぎます。
肉料理など、早めに入れてしまうと、お肉が固くなる可能性もあるので注意してください。
「臭みをとる」(マスキング効果)
魚などの生臭さをとる効果があり、料理をおいしくしてくれます。
みりんには、このような効果があります。
ただ、やはりしっかりしたものを選ばないと、
その効果が十分に発揮しませんので、ぜひ良質なものを選んでほしいと思います。
★注意
ホンモノのみりんでない場合は、上記の発揮しないことがあります。
できるだけ上質なみりんを選ぶように心がけたいですね。
(一社)国際食学協会の通信教育『食学調味料講座』の監修をしています。学ばれた方は『食学調味料アドバイザー』の資格取得も可能。私が直接指導する、資格取得講座も行っています。
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調味料エバンジェリスト(伝道師)
下倉 樹(いつき)
・一般社団法人国際食学協会 理事
(食学調味料講座 監修)
調味料を自分で選ぶチカラを育む講座、子ども・親子向けワークショップ、メーカー見学ツアーなど、調味料の魅力に迫る企画を行う。
講座数2,000件以上、延べ2万人以上参加。
調味料メーカー見学、全国250件以上。
メディア出演多数。
3姉妹の母。山梨県出身。神戸市在住。
良質な調味料を選ぶメリットについて書いています。