日本の食・農業を応援できる!

日本のこと、子どもたちの未来のことから、調味料についてお伝えします。

 

食料自給率や、遺伝子組み換え、農業就業人口の高齢化など、様々な食糧問題を日本は抱えています。
私には6歳と3歳の娘がおりますが、この子たちが大人になった時も、安心して食べられる野菜や調味料は存在しているのでしょうか。

そのことを考えると、不安になります。
この子どもたちに遺していくためにも、ホンモノの調味料を選択していく必要を感じています。

 

(1) 日本の食・農業を応援できる

例えば醤油の原材料である小麦・大豆は、99%以上輸入に頼っています。
大豆の国内自給率は5%しかないため、醤油までに国産大豆が行き渡らないのが現状です。

世界に誇れる日本の調味料にも関わらず、材料を他国に頼っているなんて、なんだか悲しい気持ちになります。

もし、輸入が何らかの問題でストップするようなことになれば、調味料が手に入りにくい世の中になるかもしれません。

 

また、輸入された原材料には農薬(ホストハーベスト)や遺伝子組み換えの問題も考えられます。

現在、日本には遺伝子組み換えの材料が多く入ってきていて、私たち消費者には分かりにくい方法で表示されるため、知らず知らずのうちに口にしていることがあるのです。

 

昔からの製法でホンモノを造るメーカーは、使用する原料も国産など、こだわりをもっているところが多いので、購入することで日本の農業を応援することにもつながります。
商品を見ると『杉桶仕込み』、『○年熟成』、『国産100%使用』・・・など、独自のこだわりを明記している商品は、比較的安心して購入できると思います。

 

(2) 醤油の裏話

福岡県は醤油メーカーが一番多い県です。
ただ、福岡の醤油のほとんどは、醤油組合の工場で作られたものをそれぞれのメーカーが購入し、自分たちの『味付け』をして出荷しています。これは、安定した醤油の量や質を確保するため、国の政策で始まりました。
福岡の組合でつくられた醤油の質は高く、全国でも評判も良いのですが、消費者が味付け前の醤油を口にできる機会はほとんどありません。

 

醤油の仕込みで使われている桶は、全国で3000~4000本と言われています。

これは全醤油生産量の1割もありません。
しかも現在、その桶を造り、修理ができるのは1社しか残っていません。
杉桶で造るのは長期熟成が必要なため、時間と熟成場所の確保も必要になり、大量に作れないことや金額も高くなることから、福岡でも組合で作られた醤油と並行して製造しているところがほとんどです。

桶のことを考えても、今以上に工場で大量生産された醤油が増えてくる可能性が考えられます。

 

私がホンモノの調味料を広める活動しているのには、食の大切さを知ってもらうという目的以外に、世界に誇れる日本の調味料を未来の日本やこれから大人になる子供たちに遺していきたいという思いがあります。
スーパーにホンモノの調味料が並び、普通に手に取れる世の中に変えていきたいです。

このような世の中でも、杉桶で仕込みを開始したところもあれば、長年に渡る伝統を守り続けていくために地道に努力をしているところもまだまだ残っています。
そのためにも、応援の意味も込めて、できる限りホンモノを手に取っていただきたいと思います。

調味料の講座の動画配信がスタートしました!講座に参加できない方など、こちらの動画で勉強してみませんか?

調味料エバンジェリスト

        (伝道師)下倉 樹

・国際食学協会 特別講師

 

子どもが生まれたことがきっかけで、食の大切さに気付き、同じ世代のお子さんを育てているママを対象に、食や子育てに関するイベントの企画・運営を行う「きっず~な」を立ち上げ。

現在は「食の大切さに気付いたら、まず調味料をホンモノに…」という思いで、調味料に特化した講師や広報をメインに活動中。

年間講座数200件、メディア出演多数。

3児の母。

山梨県出身、13年の福岡生活から名古屋市へ移転。