
時々スーパーなどで『生醤油』を見かけることもあると思います。
醤油というのは『仕込み(もろみ)→絞り→火入れ→商品完成』という流れで商品が出来上がります。
『生』というのは、火入れの工程をせず、絞った後に出てきた醤油をそのまま商品にしています。
醤油は火を加えると香りが強く出ます。
生の醤油は、香りが火入れのものよりも少ないのが特徴です。
★利点は…
・加熱した時の香りの良さが引き立つので、炒めものの最後にいれるのがGoodです。
・生きた酵素を取り入れられます。
★欠点は…
・しょうゆの香りが少ない
・発酵が進むので味が変化していく
・必ず冷蔵保存をすること
・産膜酵母という膜が発生してしまう可能性がある
冷蔵販売をしないといけないということで、
販売している醤油屋さんも、蔵まで買いに来た方にしか販売していない場合があります。
そんな『生』の醤油をキッコーマンが販売を始めました。
パッケージ開発などにお金がかけられる、大手企業のできる技だと思います。